飄々としたマスター

さぁて。。。 茶でもしばきに行きますかw 
(カフェに行こうか)
いいねぇ~w

いしかど 外観は気取りのないこ洒落た喫茶店って感じ。
カランコロンカラン♪ (ゲゲゲの効果音じゃないっすよw ドアをあけたときの音w ねんのためw)

どうも~
あぁ
というような表情を浮かべるのみw

。。。え?
Sは、マスターにとって「いらっしゃい」とか言わないくらいの馴染み客なんだろか?
。。。おじゃまします。。。

Sとマスターが、2人で話をはじめる。。。
メニューもないし、Sも注文をするような動作がでない。。。

え?・・・え??・・・わたくしめは、どうすれば。。。

少々困惑気味のわたくしめの空気を察したのか、おもむろにSが言う。

ここは珈琲のみ(他には何も出ない)の店なんよ。
へ~。。。そうなんや。


ポツリとそういうと、またマスターと談義をはじめるS。

や。。。やばい。。。溶け込めてない。。。
このままでは異物的存在になっちまうじゃねーかwわし。。。ーー;

言うても関西人のはしくれ。
ここはなんとか話に入り込む隙を見付ねばっww

と迷ってたらば、Sがここのマスターの説明をしてくれたw
(Sよっ!ナイスアシストだ!www)

マスターは
竹墨珈琲で、名の知れた方だそうで一人でこの店を切り盛りされているらしい。
(喫茶実技?かなにかの講習?にも、教えにいくとかもあるそうな)
へー、そうなんやぁ~w
と色々聞かせてもらってるうちに、自然とマスターの魅力に入り込んでく自分がいたw
うまくいえないのやが。。。
マスターって、なんか。。。おひょい(藤村俊二氏)さんのような雰囲気がするw
ポン♪ と出された珈琲。
(珈琲のみのお店なんで、座れば黙ってても出してくれるんだね。こういう感覚もいいかも♪)

いつもなら
飲む前にシャメ撮りたがりのわたくしめじゃが、このときは何故か携帯を構えなかった。

マスターの入れた珈琲は、ミルクと砂糖を混ぜるとガラリと味が変わる。。。
言い方はよろしくないかもやが、珈琲のような感じじゃなくなるんすよ。
味が変わりますよ。試してみますか?
(サービスで別に珈琲1杯いれてくれはった^^;)

マスターのお話は、なかなか奥が深く。
(秘伝てきな内容かも知れないので、珈琲のことはブログらないでおきます。。。m(__)m)

なんといっても、おもしろい発想の持ち主なんですよw
珈琲かす?皮?(豆を洗うときにでる薄皮だと思う)で何か作れないか?
と普通は捨てるようなもので、器をつくってみたりとか。。。

作り方や、材料(珈琲皮以外の)も教えてもらっちゃった♪
(お茶の出がらしでも出来るかもなwと、目論んだのは秘密であるw)

しいの実や、ぎんなんで飲み物を作ってみたりとかwww



しいの実TEAwww (濃すぎたせいか、ちょっと苦かったがw 適度な濃さだと結構飲めると思うw)

しいも、ぎんなんも、食べれるものだから
珈琲みたいに飲めると思いまして。
商品として出すとかじゃありませんし
馴染みの方に出してみたりしてます。
(お金を取るとかではなく、言わば話のタネに。。。という感じにね)

ぎんなんTEAは、えぐみが残って、いまいちとのことw
挽いた後の、しいとぎんなんも固めて、おやつ感覚でポリポリ食べておられたりww

それも、ちゃっかり摘ませていただきやしたww
ぎんなんチップ。。。結構旨かったっす♪

まぁ~そんな感じで、とにかく研究熱心な方だと思います。
もったいない精神とアイデア力の融合とでもいいましょうか。。。
こういう思考は自分も多分に持ってるので
マスターなかなかやるではないかっ!!と思ったのでありますw
(って、業界では、結構大物の方に対して、お前(わたくし)は何様?なワケだがw)

マスター。。。シャメ撮ってもいいですか? 
(すでに撮ってはいるのだがwww)
。。。別にいいですけど?
じゃあ撮らせてもらいます^^

カメラを意識されるでもなく、普通にされておられるところがまた渋いっす!

結構長居してしまった^^;

珈琲お会計。。。一人 300円
ええっ@@; 300円???
(結構安いって茶店でも、1杯 480円くらいはするのに。。。)

めっちゃ安いですねー
ええ。昔からこの値段でやらせてもらってます。
儲けとかほとんどないんじゃ。。。?
まぁ~ボケ防止にでもなれば。。。
という感じでやってますので^^
すごいなぁ~。。。
ごちそうさまでしたぁ♪
(思わず、「また来ます♪」って言いそうになったwww わし大阪やっちゅーねんっw)

なんつんだろ。。。
設けたろーーという感じではなく、店の雰囲気と人柄。。。
今の世の中、これが一番欠けているような気がする。

メニュー数が多彩とか、素材にこだわってるとか
あるいは、安さと回転率で勝負!っていうのも重要かもしれないけど
スピードを意識せず
たとえ1品のみであっても、人を集めることができるもんなんだな。と思ったワケ。

あと重要なのは、やはり人柄なんだなとも。

いくら腕が確かであっても
ピリピリした空気感がお客にまで伝わってくるようじゃダメだろうと思う。
ましてや、頼んでもいないのに
お客に食べ方を指図するような店なんぞ、もってのほか!と自分は思うのである。
(そういうとこって、腕は一流でも、お客に対する姿勢は三流以下と思うのさ)

落ち着きにきたんじゃなく、食事をしに来たんだ!という人は
「遅いっ!」と店を出て行くこともあるかもだけどさ。

店にきたお客さんが、いかにゆったりと心地よくなれるか。。。
客側も、まだ出てこないのか?とイラつくでもなく
待ってる間もくつろげる(ココ重要)てきなね。

売り上げ面では経営者失格(某有名外食チェーン店社長とは真逆の考えだしw)かもしれんが
わたくしめは、それが最も重要だと思うのであった。。。

って。。。何、感慨にふけっとるんだwわしww



0 件のコメント :

コメントを投稿

この行は自動改行されて折返されません。