さて、では本堂を拝観させていただきましょう。
一見すると、本堂と思いがち
(事実、ここを本堂と勘違いしてる参拝者も多いw)なのですが
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こちらは禮堂(礼堂) 扁額には「普照殿」と書かれています。
(神社でいうところの、拝殿・本殿の拝殿という位置づけですかね)
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禮堂の後ろに屋根が見えますが、あそこが本堂です。 |
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禮堂側面に、おびんずるさん |
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で、こちらが本堂になります。
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八角円堂(本堂) 本尊:十一面千手千眼観音 |
八角堂が本堂というのも珍しく、日本で初めて建立された八角堂とも云われています。
禮堂と本堂は中で繋がっており、繋がった堂内を拝観することができます。
(しかも三脚やフラッシュを使わなければ撮影可なので、うれしい限りです♪)
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禮堂の側面が堂内への入り口になってます。 |
入り口まわりには、御守り・お土産
(こう呼んでもいいのか迷うがw)がたくさん!
眼病封じのお寺だけあって、目薬も売られています!
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般若心経を絵で表した絵心経 |
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スイーツ巡礼てwww |
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め煎餅 |
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。。。以降
いくら堂内撮影可とはいえ、他の参拝者の邪魔にならないよう手早く撮ったので
ピンボケ画像もありますが、ご了承をm(__)m
堂内(禮堂側)
壷阪寺という名称だし、なんとなく予想はしてたが、やっぱりあったねw 「思う壺」
壺に手をつっこんで、中のおみくじを1つ取るそうです^^;
(福井県の清大寺❐にも「おもう壺」というのがあったけど、あっちのは煩悩浄化だったので、違う意味合いの壺ですな。)
インドと交流してるだけあって、ガネーシャやミニ仏も置かれてます。
(白いガネーシャ。。。鼻先が取れて落ちてしまってる;;)
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後に見に行く天竺大観音の縮小像
(縮小といっても、150~60㎝はあるw) |
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開山弁基上人の位牌
(修復のため諸堂諸坊の瓦勧進もされてました) |
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役行者像
後ろは、不動明王立像 |
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堂内(本堂:八角円堂側)
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執金剛像 木造 像高155㎝
鬼門を守護する仏教の護法善神 |
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本尊:十一面千手千眼観音 像高2m程かな?
手前両脇の小像は、吉祥天と婆藪仙人 |
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二層目で見た天竺大釈迦如来
のミニサイズ(30~40㎝くらいかな?) |
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本尊は、十一面千手
千眼なんですね!
造形は日本様式のようだけど、目を見開いてて異国風のお顔立ちです。
また、朱色
(木造なので年数が経って朱っぽくなったのかもだけど)の千手観音というのも珍しいですね。
眼病封じのお寺と唄ってたし、やっぱ千眼じゃないとね!と思って
近くでも拝見させて頂いたのですが。。。手の平に目はついてなかったような気が。。。
(木造ゆえ、目の部分がかすれて消えてしまったのかな???)
本堂内壁ぐるりにも展示物がありました。
インド伝来の菩薩像 インドの菩薩像は艶めかしいお姿ですな^^;
これを見て思うに「観音菩薩に性別は無い」というのは日本特有の考え方かもですね。
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戦没者供養千手観音 |
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飛鳥時代の鳳凰文塼(重要文化財) |
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白鳳時代の三尊仏磚 |
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本尊の裏手側と、その周り
弘法大師像
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画像右下のは、チベットの千手観音。
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かつては一般参拝者は立入禁止だったそうですが
現在は堂内に入ることも出来、マナーを守れば撮影もOK。
当時は自由でも、今は禁止という逆パターンの寺院が多い中
本堂内も撮影自由に改変された寺院は、そうはないでしょうね。
そういう点でもかなり希少なお寺だと思いました!
もちろん撮影自由といっても、三脚たてたり、1ヶ所に長時間居座るような行為は論外ですが
他の寺院(特に京都w)でもある程度寛容になっていただけるとありがたいのですがねぇ~。。。^^;
(ついでに言うなれば、個人的には、撮影云々の前に騒がしい輩や子供たちを何とかしてほしいと思ったりもするw)
。。。つづく
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