南円堂前の銅製灯籠 |
「平成観音讃」読み下し ん~。。。学があまりない自分にはよくわかりませんでした。汗 |
南円堂の向かい
|
|
東金堂と五重塔 (共に国宝) |
五重塔 高さ50.1m 願昭寺❐の五重塔でもかなり高いと思ってたのに、こちらはさらに高く国内二番目に高い木造塔とのこと!! |
東金堂左奥に
興福寺国宝館 |
|
|
普段の自分なら、宝物館の類は、撮影可能でない限り入館料払ってまで入らないのですが
阿修羅像が拝見できるとなれば話は別w 700円払って入館いたしました!
本物の阿修羅像を見るのは小学生のとき以来w(昆虫好きだった自分が仏像にも興味を持ったキッカケ的存在)
乾漆だからかもだけど独特の雰囲気です。
小学生のころは阿修羅にしか目が行きませんでしたが、八部衆の一体に過ぎず
他の像をじっくり見たのは今回がはじめてです。
(まぁ自分の場合は今でも、信仰の対象というよりも美術造形物として仏像に興味があるのですがね^^;)
阿修羅ほど異形ではないけど、頭に動物を被っていたり、迦楼羅のように頭そのものが鳥だったりでなかなかの異形仏かと思います^^;
阿修羅だけが別の存在に感じるのは、他の像に対し三面六臂という姿であること以前に
鎧を纏っていないことも大きな要因だと思います。
仏像にあまり興味のない方でも、この阿修羅像はご存知かと。
阿修羅像といえばコレ!(仏像界の美少年として一部女性にも人気w)と定着してますが
本来の阿修羅は三面六臂には変わりませんが、鬼の形相で帝釈天と対峙する戦闘神なので
このような憂いにも見える美青年の姿のほうが特殊なんですがね^^;
インドラ(帝釈天)とアシュラ(阿修羅)と、阿修羅に特化して書きましたが、国宝館内には八部衆のほかに様々な像が
古代インドでは生命生気の善神だったアシュラですが、インドラに娘のシャチーを強奪陵辱され娶られてしまいます。
(インドラは夫のある女性にも手を出すほどの無類の女好きだったりするw)以降、アシュラは戦闘神となり、インドラとアシュラは敵対関係になる。
ヒンドゥー教でインドラが東方の守護神となってからは、対峙するアシュラは悪神とみなされるようなってしまい
アシュラはなんとも不遇な存在になります。
仏教では、帝釈天も阿修羅も善として扱われ十一面千手観音の二十八部衆として並んでいますが和解できたのでしょうか?^^;
多数展示されてる(帝釈天もおられます)ので、撮影禁止ですが一見の価値ありですよ!
戻る方向になりますが、南円堂のほかに北円堂もあるようなので見に行ってみます。
|
|
北円堂 本尊:弥勒如来 脇侍:法苑林・大妙相菩薩 (木柵の隙間より撮影) |
三重塔もあるようなので
せっかくだし、ここから南円堂の裏手を通って見に行ってみます。
。。。つづく
◀ |
|
▶ |
0 件のコメント :
コメントを投稿