南側面
変にピカピカの装飾などもなく、古めかしい雰囲気がとても素晴らしいです!
扉や額があるのは局と呼ばれる空間の外壁部分で、通常拝観は、内部立入禁止です。
内陣の前に礼堂、それをコの字に囲むように外陣、外陣のぐるりに局という構成で奈良時代752年からはじまり今年で1267回目となる修二会ですが
修二会法要時は、局までは参拝でき、外陣は特別拝観料を納めた男性のみ(女人禁制)入ることができるそうです。
各々が格子で仕切られているので外陣まで入ったとしても、格子から礼堂の様子が垣間見える程度で、内陣は全く見えません。
また、修二会法要の練行衆(11人の僧)でさえ内陣の本尊を見ることは許されていないという徹底ぶりです。
修二会(お水取り)といえば、奈良の風物詩としても有名ですが、正式名は「十一面悔過法」というもので
練行衆(行者)が、過去の罪障を懺悔し、その功徳により興隆仏法、天下泰安、万民豊楽、五穀豊穣などを祈る法要行事です。
ツアー旅行で組まれることも多いのですが、フラッシュを焚く・騒ぐなどマナーの悪い観光客が多いらしく
東大寺側は「修二会行事は、イベントではありません。」と警鐘を鳴らしているそうです。
1667年にお水取りの最中に起きた火災により二月堂は焼失しており
1669年に再建復興されたそうです。(焼失から復興までの間も修二会は行われていた)
一応補足しておきますが、「お水取り」とは十一面観音にお香水を捧げる儀式であって
松明で水気を飛ばすというものではないのでお間違いなきよう^^;
お松明は、練行衆の道灯りとして焚かれているものです。(お水取りの様子は、前記事参照してください。)
西側面
緑青の釣り灯籠。味わいがありますな。
ここで礼堂に向かい拝みます。奥は暗くて殆ど見えませんでした。
舞台から眺望を撮る参拝者がかなり多いですw(奥に見えるのが北登廊) |
一瞬、お松明?と思いましたがススやほこりを取るための箒でした^^;
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北側面
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この手水場の後ろをさらに登ってくと、遠敷神社や山手観音堂があるようですが今回は行っておりません^^;
北奥の建物に行く前に、舞台北側面の残りを見ておきます。
さすがに全部は撮ってませんが、局外壁には見応えのある額が多数ありました!
南にもありましたが、北にもお参りする場所があるようです。(何を祀ってるかは不明^^;)
南にもありましたが、北にもお参りする場所があるようです。(何を祀ってるかは不明^^;)
東側面
裏手にあたるこの東側面を観る人はほとんどいないみたいです^^;
こちらにも参拝所がありましたが、ここのみ?内側は撮影禁止になってました。
通称:裏観音と呼ばれているそうで、観音様(十一面ではない)が祀らていました。
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これで舞台をグルっと廻りました。
そのまま進めば、最初の手水舎に着きます。
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(この裏観音を参拝してる人は見かけませんでしたが^^;)
。。。つづく
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